コンテンツ
〒590-0941
大阪府堺市堺区材木町西1丁1-30
開館時間 10:00~17:00
休館日:第3火曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
※その他臨時休業あり
TEL :072-227-1001
FAX :072-227-5006
©2024 堺伝匠館. All Rights Reserved.
浪華本染めは大阪生まれの染色技法で注染(ちゅうせん)とも呼ばれます。
注染は和晒の上に一型ずつ防染糊(ぼうせんのり)をぬり、
折り重ねて染料を注ぎ込むことで、裏表なく染め上がるのが特徴です。
和晒は和釜で煮炊きして晒すため、繊維は丸く吸収性は高く仕上がります。
上から染料を注ぐ注染は、この和晒でないと染めることができません。
豊臣秀吉の時代、伊勢・三河・河内・和泉・摂津などで本格的な木綿の生産が始まりました。和泉の国での生産は、木綿の栽培と和晒生産に欠かせない自然条件に恵まれていた踞尾(津久野)を中心とする石津川流域でした。
江戸時代のごく初期には、「機や」、「さらしや」、「紺屋」が生まれ、江戸時代中頃、大阪と並ぶ木綿商いの中心地となった堺で生産された「和晒」は、港からは江戸へ、北國街道からは北陸各地へ、西国街道からは中国地方へと商圏を広げていきました。
手染めの染色技法「注染」は、1887年頃大阪で生まれました。手ぬぐいを染めるために考案された「注染」はゆかたに応用され、1903年の内国博覧会での入賞をきっかけに全国に広まりました。注染の手ぬぐいやゆかたは、第2次世界大戦の戦災により、大阪市内の注染業者が堺に移転したことで、堺の伝統産業として根付き、2019年には経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定されました。
「注染」は型紙を使って防染糊を塗る糊置防染法の一種です。和晒の生地の上に一型づつ防染糊をぬり、生地を折り重ねて一度に染料を注ぎ込んで染めますので、量産性・経済的に優れ、手染めの風合いがあること、裏表なく染め上がり、色あせも少ないことが特徴です。
生地をかごに詰めて大きな釜で炊きます。
不純物などが取り除かれ、
漂白された生地は真っ白になり、
吸水力が高まります。
約110℃に温められた大きなローラーに通し
乾燥させます。
絵柄を切り抜いた型紙の上から
糊を置きます。
「ドヒン」と呼ばれる道具を使って
土手の中に染料を注ぎます。
染める面積に応じて、小さいドヒンと
大きいドヒンを使い分けます。
表面を染め、裏面からも
染めることによって、
糸の芯までしっかりと染め上がります。
天日干しで生地を乾燥させます。
下記より堺伝匠館オンラインショップでの
お買い物をお楽しみください。